大学のホームページ制作

大学のホームページ制作は、情報量が多く、また学校に通う生徒、親御さん、現役大学生、教職員、取引している会社関係者など
幅広い人が見ているため、コンテンツが多く、情報整理が難しいことが課題です。

では大学のホームページ制作では、どんなコンテンツが必要でどのように制作していけばいいか考えます。

何種類も存在する大学のホームページ

大学のホームページといっても、実は様々なテーマでいくつもホームページを持っていることがほとんどです。
例えば、受験生のためのサイトや入試情報サイト、学部の特設サイト、オープンキャンパスのサイトなどです。

これは関係者が多い大学のホームページにおいて、ある一定のターゲットだけに必要な情報の場合には
特設サイトを用意して、コンテンツ内容が適切なユーザーだけに届くようにしているのです。
受験生や入試用のサイトはまさにそうで、すでに受験を合格して大学に通っている学生には必要ない情報のため、
該当のホームページを見せる必要はないのです。

特徴的なトップページの構成

また大学のホームページ制作の工夫は、トップページの見せ方にもあります。
大学の総合トップページには、新着情報、メディア情報、プレスリリース、イベント情報といったタイムリーな情報がまず並びます。
どれも関係者にとっては必要な情報のため、一番見える位置にこういった最新情報が並びます。
たくさんの情報がありますが、写真やアイコンなどを上手く使って、分かりやすく情報を整理しているところがポイントです。

学部や学科についての見せ方とは

続いて各学部の紹介コンテンツもトップページで紹介しており、そこから興味のある人には詳細ページへ誘導しています。
学部や学科は大学によって数が異なります。
少ない学部の大学は、学部の紹介文や写真などをまとめてトップページで紹介できますが、
学部の数が多い大学は、色分けして必要最小限の紹介のみにとどめています。

専門的な分野を学ぶ大学の工夫

他にも大学の中でも、専門分野に特化した大学などは、トップページに学校のコンセプトを分かりやすいイラストで紹介していたり、
大学のことがわかる動画を入れている場合もあり、見せ方の工夫がされています。

そして一番重要なトップページのメインビジュアルについては、大学によってかなり異なる見せ方をしていて、
いくつかパターンに分けることができます。

メインビジュアルで大学自身のことを魅せる

まずは大きな写真や動画と目を引くキャッチコピーで、大学のことをアピールしているパターンです。
写真は、その大学に通う大学生や授業内容などが使われていて、どんな大学なのかが分かるように説明されています。

注目のコンテンツが入ったメインビジュアル

その他には、メインビジュアルに、今注目してほしいコンテンツ情報を配置しているパターンです。
入試に関する情報、イベント情報など、たくさんの情報があるホームページの中で、埋もれてしまわないように
トップページの一番見える位置に注目のコンテンツを配置しています。
またこのコンテンツは、新しい情報が入れば、次々に最新のコンテンツが入るようになっています。

ユーザーを目的のコンテンツへ最速で誘導するために

たくさんの関係者が見ているホームページの中で、それぞれに合ったコンテンツを見てもらいたい場合に
トップページに「受験生の方へ」「卒業生の方へ」など、こういうユーザーはここを見て、というように動線を引いて誘導している方法を
とっているホームページもあります。

SNSとの連携

また大学はSNSを使った情報発信もしています。フッターなどに、SNSのアイコンを入れていたり、投稿を紐づけてトップページでアピールしている
大学もあります。受験生の世代にも届くように工夫しています。

大学のホームページ制作まとめ

大学のホームページの特徴は関係者が多く、情報量も多いことですが、すべてのユーザーが同じ情報を求めているわけではありません。
それぞれに合ったコンテンツを届けることができれば、大学の魅力が存分に伝わり、ホームページ制作の目的を果たすことにつながります。

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